「先送りはもうできない……」 複雑化したNotes アプリを移行する最適解サポート期限迫るNotes に救いの手を

30年以上にもわたって企業の業務アプリケーションを支えてきた「HCL Notes/Domino」の9.0.xおよび10.0.xのサポートが2024年6月1日に終了する。移行を先延ばしできない状況の今、企業が取るべき対策とは。

2022年12月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 長年業務アプリケーションを支えてきた「HCL Notes/Domino」(以下、Notes )は、DX(デジタルトランスフォーメーション)は言うまでもなく、グループウェアという言葉が浸透する前から30年以上にもわたって企業で広く利用されてきた。

 これほど長く愛されてきた理由の一つに機能の柔軟性がある。Notes はドキュメント管理や社内ポータルサイトから、申請、決裁といったワークフローを伴う業務アプリケーションに至るまで、IT部門や外部パートナーに頼らずユーザー部門で独自に機能を実装可能だ。

 提供元がLotusからIBM、そしてHCL Technologiesへと変わる長い歴史を持つNotes だが、現開発元のHCLがv9.0.xとv10.0.xのサポートを2024年6月1日に終了すると発表した。そこで問題となるのが「Notes 移行」だ。

 アプリケーションによっては万単位の「Notes データベース」(以下Notes DB)が稼働しているものや、複雑なワークフローを実装しているものもある。Notes の柔軟性があだとなって“アプリケーション乱立状態”に陥り、移行を先送りにした企業もあるだろう。しかし、これ以上移行を先延ばしできない状況に来ている今、企業が取るべき対策とは。


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