山口東京理科大学は、薬学部の実習に「Google Glass」を導入。コロナ禍で対面学習の実施が難しい中でも、効果的な実技指導をする方法を検証している。スマートグラスは組織にどのようなメリットをもたらすのか。事例から探る。
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などXR(Extended Reality)技術の活用が、製造業や建築業界などを中心に広がっている。特に実用化が進んでいるツールが「スマートグラス」だ。スマートグラスはカメラや通信機能などを搭載したメガネ型の光学ヘッドマウントディスプレイで、製造業や建築業界、エンターテインメント業界、医療、教育などの現場活用に期待が集まっている。
公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学(以下、山口東京理科大学)は、スマートグラスを活用する組織の一つだ。山口東京理科大学薬学部は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で減った対面学習の機会を補完するために、Googleのスマートグラス「Google Glass」を導入し、活用方法を模索している。山口東京理科大学の教授陣に、Google Glass導入の目的と薬学部の実習ならではの課題、活用シナリオ、実証実験で得られた成果、今後の展望について話を聞いた。
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