ランサムウェアなどのサイバー攻撃からデータを保護するための対策として、クラウドストレージにデータを保存する方法が注目されている。その理由を詳しく解説するとともに、セキュリティにとどまらないメリットについても紹介する。
ランサムウェア攻撃は高度に組織化されるようになり、その被害は世界的に拡大している。国内でも被害件数は年々増加しているが、特に中堅・中小企業(サプライチェーン)が狙われる傾向にあり、被害の5割以上を占めている。
有効な対策としてはバックアップが挙げられるが、近年はバックアップデータごと暗号化してしまう攻撃も多く、国内ではデータを復元できなかったケースが7割を超えるなど、深刻な被害状況となっている。そこで今、注目されているのがクラウドストレージの活用だ。
ファイルサーバやNASによるデータ保存から脱却し、クラウドにデータを移行することで、ランサムウェア対策以外にもさまざまなメリットを享受できるようになる。本動画では、脅威の検知や特定、データ復元という3つのポイントを押さえた高度なセキュリティ機能を持つクラウドストレージについて、共同作業や管理を効率化する効果についても掘り下げて解説する。
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