AIでコンテンツ活用 サイロ化したデータも業務に生かす仕組みとは「データ管理+AI」で現状がどう変わるのか

業務のデジタル化が進んでも、デジタルデータがサイロ化していて、業務の効率化に至っていない企業もある。そこで注目したいのが、AIを活用してデータを分類・タグ付けし、コンテンツを保管するだけでなく、有効に活用するアプローチだ。

2023年02月03日 10時00分 公開
[ITmedia]

 テレワーク導入やシステムのクラウド化の進展によって業務のデジタル化が進み、企業は文書や画像をはじめとしたさまざまなコンテンツ(ファイル)を保有するようになっている。情報をデジタル化したことで業務を大幅に効率化できたかと言えば、そうとも言い切れない。目的のコンテンツをクラウドストレージにアップロードしたのか、ファイルサーバに保存したのか、それともメールの添付ファイルで受け取ったままになっているのか――。こうした、状況が不明瞭な「情報のサイロ(孤立した状態)化」と呼ばれる状況に陥っている企業もある。

 コンテンツはただ保管すればよいというものではない。最初から全体最適の運用や活用を想定した上で、効率化や自動化の仕組みを検討する必要がある。大量のコンテンツを有効に活用すれば競争力強化やビジネスプロセスの変革を図れる。しかし管理方法を誤れば、運用担当者の負荷が高まるだけではなく、企業全体の生産性が低下しかねない。今後も増大する可能性があるデジタルデータやコンテンツの扱いに、企業はどう対処すればいいのか。


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