「ここが駄目だよ」日本のデータ活用覆面DXコンサルタントが教えてくれたデータ活用組織づくりの「必殺技」

部門担当者レベルのデータ分析は、なぜ全社規模でのデータ活用につながらないのだろうか。全従業員をデータ活用人材に変えると宣言する企業も出てきた中、実現できている組織が増えない理由を有識者に聞いた。

2023年03月03日 10時00分 公開
[ITmedia]

 DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目指して、データ活用人材の育成を急ぐ企業がある。「全従業員をデータ活用人材に」といった目標を掲げる企業も現れたが、実際に全従業員が自力でデータを活用できている組織はそう多くはない。

 各部門の担当者はデータを持っており、それを基にした活動もある程度はできている。だが、そこから新しい価値を作り出すデータの使い方につながらないのはどうしてだろうか。データ活用の現場を知る2人の有識者に話を聞いた。

お話を聞いた方

マスクド・アナライズ氏

DXコンサルタント。AI系ベンチャーでデータ分析支援などの業務に従事した後に独立。自称「意識低い系DXコンサルタント」として、企業におけるAI活用やDX推進に取り組んでいる。データ活用のアドバイスや従業員向け研修の他、セミナー講師なども手掛ける。プロレスファン。


田崎早瀬氏

ウイングアーク1st Data Empowerment事業部 ビジネスディベロップメント室 室長。自社の製品やサービスを使って顧客のデータ活用促進を支援する傍ら、顧客課題を基に製品開発などを手掛ける部門であるビジネスディベロップメント室の室長を務める。


※本稿は、ITmedia エンタープライズからの転載記事です。


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