RPAの尽きない悩み、「スキル不足」や「複数システムをまたぐ自動化」の解決策導入できない/使いこなせない状態を脱却

RPAが普及期に入った一方、中小企業はスキル不足が原因で導入に踏み切れず、導入済みの大企業は複数システムをまたぐ自動化が思い通りに進まないなど、導入規模や推進フェーズによって異なる課題に悩んでいる。これらを解決するには?

2023年02月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 労働人口の減少による働き手不足やコロナ禍、物価上昇による業況悪化が重なり、少ない人手で業務を回すことが求められている。DX(デジタルトランスフォーメーション)やテレワーク推進も叫ばれ、企業は業務の在り方を改める時期を迎えた。

 RPAをはじめ多くの業務効率化ツールが登場しているが、「ツールを使いこなすためのスキルや人材が足りない」「小規模な活用からスケールできない」「かえって入力作業が増えた」といった課題に直面している企業もある。

 これらの課題を解決し、無理なく業務効率化を進めるにはどうしたらよいのか。DX支援ツールを開発・提供するNTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)の松浦 由美子氏と太田壮一氏、企業のDX推進をツール導入や人材育成などで多角的に支援するパーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)の泉 悠介氏と大嶋利生氏らが最新の事例を交えて議論した。

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