ガバメントクラウド成功のために「国産クラウド」が担う役割とは「クラウド移行」から「クラウド活用」へ

日本政府が進めている肝いりプロジェクト「ガバメントクラウド」。その戦略を成功に導くために必要な、「本当の意味でのクラウドサービス活用」を実現するにはどうすればいいのか。国内クラウドベンダーの経営視点で考える。

2023年02月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日本政府は官民協働を軸に、デジタル技術を活用して従来の課題を解決し、行政サービスを見直して行政の在り方を変革する「デジタル・ガバメント」を推進している。そのうち中核に据えているのがクラウドサービスの活用だ。デジタル庁が用意する政府や自治体向けのクラウドインフラ「ガバメントクラウド」の整備も進んでいる。

 日本を代表するクラウドベンダーの一社であるさくらインターネットは「ガバメント推進室」を立ち上げ、行政機関向けのサービス強化に乗り出している。中期的には、ガバメントクラウドでの採択を目指す。

 個人・企業向けサービスに注力してきた、さくらインターネットが、行政機関向けのサービスに取り組もうとする意図や目的は何か。同社が目指すビジネスやクラウド技術、クラウドサービス市場とはどのようなものなのか。代表取締役社長の田中邦裕氏に話を聞いた。


提供:さくらインターネット株式会社
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