世界を揺るがす「4つのサイバー脅威」とは 国内企業にも広がるリスク：攻撃のトレンドと対策の勘所

ランサムウェア攻撃に加え、国家主体の攻撃者グループによる世界中の組織を狙う攻撃など、さまざまな脅威が広がっている。企業はどのような対策を重視すべきなのか。攻撃のトレンドや、対策のポイントを専門家に聞いた。

[ITmedia]

　ロシアによるウクライナ侵攻と軌を一にしてサイバー空間での攻撃が活発化した2022年。ランサムウェア（身代金要求型マルウェア）攻撃による被害が相変わらず後を絶たず、その一方では国家が主体となって実行しているとみられる攻撃が目立つようになった。

　さまざまな脅威が新たに浮上する中、企業にとっては優先順位を付けて対策に取り組むことが一段と重要になっている状況だ。2023年はどのような観点に留意すべきなのか。「4つの脅威」を切り口に、傾向と対策についてエキスパートが解説する。