SASEやゼロトラストのようなネットワークセキュリティモデルによって、安全で継続可能な業務環境の構築に取り組む企業も増えてきた。一方、それらを導入することで、運用上の新たなリスクも発生するという。先行企業はどう乗り越えたのか。
ビジネス環境と働き方は、ここ数年で大きく様変わりした。テレワークやクラウド活用は一般的となり、業務のためのネットワーク通信も一変している。こうした中、安全で継続可能な業務環境を維持するため、いち早くSASE(Secure Access Service Edge)/ゼロトラストモデルへの移行に取り組んできたのが電通デジタルだ。
同社ではEDR(Endpoint Detection and Response)、CASB(Cloud Access Security Broker)、IdP(Identify Provider)の3ソリューションを全端末に導入。さらに自社内にSOC(Security Operation Center)を立ち上げてシステムアラートの受付・対応や定期ログ監査による各種調査を実施するなど、セキュリティレベルとユーザビリティの向上を実現している。
一方で運用上の新たなリスクも発生したことから、SASE/ゼロトラストモデルだけでなく、従来型の“ゾーントラスト”も活用した機動的かつ実践的な融合型ネットワークセキュリティモデルへの変革を進めているという。本動画ではその具体的な利活用方法も含めて詳しい内容を紹介する。
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