業務を可視化して徹底的に改善、プロセスマイニングの正しい進め方「社内DX」は何から始めるべきか

IT活用の分かりやすい形として、人手による業務プロセスを自動化することで効率を向上させるという取り組みが挙げられる。その実現に向け有効な手法となるのが、業務プロセスを分析して可視化する「プロセスマイニング」だ。

2023年07月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 一部の業務に限定したデータ分析やシステムの更新にとどまらず、デジタルトランスフォーメーション(DX)やデータドリブン経営など、企業経営全般を最新のITを軸に改革する必要があるという認識が一般的になりつつある。ただしこうした全社的な取り組みは、どのように着手すればいいのか、具体的な進め方を把握するのが難しい。

 IT活用の分かりやすい形としては、従来人手で実行していた業務プロセスをシステムで自動化することで効率を向上させるという取り組みが挙げられる。ITは急速に進展しており、新しいツールが次々と実用化されているため、自動化できる業務の幅は広がりつつある。その取り組みを始めるためには、現状の業務プロセスにどのような非効率な作業が存在し、それをどうシステム化すれば改善できるのかを考える必要がある。

 このときに役立つのが「プロセスマイニング」だ。プロセスマイニングとは情報システムに蓄積されたイベントログを基に業務プロセスを分析し、分析結果を基に業務改善を実施することを指す。プロセスマイニングはどのように着手し、進めるべきか。プロセスマイニングを通して業務改善を成功させるには、どのような点に注意すればよいのか。実例を踏まえて説明する。


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