巧妙なランサムウェアに対抗するには、バックアップでデータを保護し、攻撃を受けても復元できる体制を整えることが重要だ。バックアップデータを狙う攻撃が横行する中で、回復力が高いスケーラブルなデータ保護を実現する方法とは?
巧妙化し、被害の拡大傾向が続くサイバー攻撃の中でも、とりわけ顕著に増えているのがランサムウェア攻撃だ。実際、過去12カ月間でランサムウェア攻撃を受けていないと回答した組織は24%にとどまり、2回以上攻撃を受けた組織は60%近くに上っていることが、ある調査の結果から明らかになっている。
ランサムウェア攻撃を受けると、システムやデータが暗号化され、その復号のための身代金を要求される。しかし、身代金を支払っても復号できるとは限らず、社内で検討する時間も含めると復旧までにかなりの期間を要するため、有効な解決策とはいえない。
最も効果的な対策の1つはバックアップでデータを保護し、攻撃を受けても復元できる体制を整えることだが、近年はそのバックアップデータを狙う攻撃も常とう手段と化し、一筋縄ではいかない状況となっている。回復力が高いスケーラブルなデータ保護を実現するには、どのような取り組みが必要となるのか。本動画では、セキュリティリスクを低減するためのデータ保護のポイントについて、詳しく解説する。
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