毎年攻撃を受ける組織の割合が93%に上るなど、ランサムウェアの猛威は衰える気配がない。被害を防ぐためのバックアップにも進化が求められているが、具体的にどのような機能が必要となるのか。ランサムウェア対策の現在地を見ていく。
93%もの組織が毎年攻撃を受け、1回の攻撃に対する平均復元コストは8万ドルを超えるとされるランサムウェア。その効果的な対策として多くの組織でバックアップソリューションの導入が進んでいるが、近年では攻撃の高度化・巧妙化が進み、バックアップデータそのものが狙われるケースが増えているという。
こうした攻撃に対応するには、バックアップデータをイミュータブル(不変)にするための機能が必要になる。またランサムウェアがバックアップに潜んでいないか、検出したり、その保証をしたりする機能も重要になるだろう。
さらにリストアされたワークロードの安全性をテストすることで、ランサムウェアの被害コストを限りなくゼロに近づけることができるようになる。本動画では、こうしたランサムウェア対策に有効な機能を持つバックアップソリューションを紹介しつつ、実際にデータが書き換え不能になる様子をデモンストレーションを通じて解説しているので、参考にしてほしい。
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