ランサムウェア攻撃の激化によってバックアップの重要性が高まっている。しかし、「バックアップはできていても復旧の準備ができておらず有事の際にリストアできなかった」という声も聞かれる。その原因と対策を専門家に聞いた。
警察庁が2023年3月16日に発表した『令和4年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について』というレポートによるとランサムウェアの被害件数はここ数年右肩上がりで増加している。ランサムウェアの侵入を許した場合、最後のとりでとなるのがバックアップデータだ。データを暗号化されたとしても、バックアップデータを復旧することでランサムウェアに感染する前の状態に戻せる。
だが、バックアップしていたとしても有事に備えた復旧の準備ができておらず、被害に遭った際にデータをリストアできなかったという声も聞かれる。重要なデータを守るためには「バックアップしているだけ」の運用を変える必要があるが、担当者の負荷も考慮しつつ安全にリストアできる仕組みを構築する方法はあるのか。データ保護分野で活躍する専門家に話を聞いた。
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