ITインフラの構成・運用管理を自動化するIaC(Infrastructure as Code)だが、その手順書となるプレイブックの開発にはやはり相応のスキルが必要だ。このプレイブック開発までを自動化することで、運用管理のさらなる負荷軽減を図りたい。
コードベースでITインフラの構成管理や運用、さらにはインシデントレスポンスなどを自動化するIaC(Infrastructure as Code)。その中で手順書や要領を整備したチェックリストとしての役割を担うのがプレイブックだ。プレイブックはコードで記述されるため、その開発には当然、相応のスキルや知識が求められる。
そこで、こうした状況を打破するものとして注目されているのが、本動画で紹介するプレイブック開発支援製品だ。同製品は、既存のエンタープライズ向けAIをIaCに特化する形でチューニングし、自然言語で書いた指示をAPI経由で解析基盤に送り、コードサジェストを返すという仕組みとなっている。これを使えば、開発で使用するIDE(統合開発環境)のエディタを利用しながら、日常の開発業務の中で、誰でも楽にAIの支援を受けることが可能だ。
2023年8月時点では開発途中ではあるが、テックプレビュー版もリリースされており、ユーザーが実際に試すこともできる。本動画では、同製品の特徴や機能をデモンストレーションを交えながら解説する。日本語でサジェスト機能の利用もできる同製品の実力を、ぜひ確認してほしい。
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