IT運用自動化を誤解していないか、エキスパート3人が展開した本質に迫る議論自動化が「当たり前」の時代にできること

IT運用自動化への関心がますます高まる中、実際の取り組みは遅々として進まない状態にとどまっている。単にツールを入れるだけで解決できる問題ではなく、従来とは異なる目的意識が必要だ。IT運用自動化のエキスパートに話を聞いた。

2023年08月28日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 日本におけるIT運用自動化への関心はますます高まっている。もともと機械化や自動化への関心が高いのに加え、昨今では人手不足が深刻化していることや、コスト最適化を推進する機運が高まっていることが背景にある。だが、全世界でIT運用自動化が問答無用で行われ、当たり前になっている中、日本での実際の取り組みは結局遅々として進まない状態にとどまっていると言わざるを得ない。

 やる気はあるのに進まない。それは、具体的な戦略や具体的取り組み、ベストプラクティスといった点で、頼りになる良い答えが見つからないからだ。

 IT運用の自動化は、従来とは異なる目的意識を取り入れないと、十分な成果を得ることができない。フルスタックで進める必要があるが、何でもかんでもまとめて自動化するわけにはいかない。また、「SRE(Site Reliability Engineering)」というコンセプトが大きなカギになるが、単に関連ツールを使えばいいという話ではない。

 IT運用自動化に詳しいエキスパートである、レッドハットの遠藤孝一氏、Dynatraceの角田勝義氏、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の一万田真久氏が、本質に迫る議論を展開した。


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