既存VMをそのままAWSへ、「VMware Cloud on AWS」の導入ハードルを下げる方法基礎や移行の手順を半日で学習可能に

既存VMのクラウド移行に際し、運用への影響を抑え、移行期間を短縮する手段として「VMware Cloud on AWS」がある。しかし、その利用には基礎知識の習得や注意点の把握などが必要だ。この障壁をどう乗り越えるべきか。

2023年09月14日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業のクラウドサービス活用が進む中、運用中のオンプレミスシステムをクラウドサービスに移行することは一つの選択肢となる。しかし移行に必要なコストや作業、時間のために、諦めなければならない場合がある。その問題を解決し得るのが、VMware製品実行サービス「VMware Cloud on AWS」だ。VMware Cloud on AWSを使うことで、VMware製品で構築した仮想マシン(VM)をクラウドサービス群「Amazon Web Services」(AWS)に移行できる。既存のVMをそのまま移すことが可能なため、運用への影響を抑え、移行期間を短縮する助けとなる。

 VMware Cloud on AWSの利用には、基礎知識の習得や注意点の把握、企業ごとのVMに合わせた調整など、幾つかの準備が必要だ。これらの要素を十分に確認し、課題を明確に見極めるにはどうすればよいのか。重要なポイントを集中的に体験し、VMの移行とVMware Cloud on AWSの活用術を学ぶ方法を紹介する。

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