業務に追われてDX推進にまで手が回らないという中小企業の情報システム部門の声をよく聞く。PC管理を手放し、IT戦略立案の時間を捻出する方法をキーパーソンたちが語った。
ITの導入や運用を担う情報システム部門(以下、情シス)は、企業規模によって抱える悩みが異なる。人員が不足しがちな中小企業においては、担当者が一人だったり他部門と兼任したりしている。経営層からDX(デジタルトランスフォーメーション)など新たな取り組みまで任されても手が回らない。
新たな取り組みに割くリソースを生み出すためには、PCの導入や運用といった定型業務の工数を減らすことが重要だ。デル・テクノロジーズの島矢太佑氏(法人マーケティング統括本部 キャンペーンマネージャー)と、アイティメディアの内野宏信(統括編集長)の対談からその秘訣(ひけつ)を探る。
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