オンプレミスのコンテナ基盤ではリソース変更の俊敏性、開発に欠かせないマネージドサービスとの連携性などに不満の声がよく上がる。この問題を、日鉄ソリューションズ(NSSOL)はAzure移行で解決したという。環境はどれほど変わったのか。
ビジネス環境が激しく変化する中、その変化に対して柔軟かつスピーディーに対応できる手段としてコンテナが注目されている。特に、顧客向けにシステムやサービスを提供する企業ではコンテナの活用は必須になりつつある。
そんな中、早い段階からコンテナ基盤を導入し、さまざまな成果を上げているのが日鉄ソリューションズだ。同社の技術本部 アーキテクチャ&テクノロジー部(以下、ATEC)は、新しい技術を用いた開発や新しい開発スタイルの社内実践をリードする役割があり、オンプレミスに構築したオープンソースベースのコンテナ基盤を社内の開発者に提供することで、同社の顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援してきた。
コンテナ基盤のハードウェアが保守期限を迎えることになり、2022年10月から同基盤をクラウドへ移行するプロジェクトがスタート。2023年9月現在、プロジェクトは無事完了し、コンテナ基盤はクラウドで稼働している。
ただ、プロジェクト発足当時は課題も幾つかあったという。そこで本稿は当時の課題とその解決策、そしてクラウドへの移行やマネージドサービス「Azure Red Hat OpenShift」の導入によってどのような成果が得られたのか、話を聞いた。
提供:日本マイクロソフト株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社、レッドハット株式会社
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