手軽さと安全を両立したメール誤送信対策でドッペルゲンガードメインも怖くない誤送信や重要メールの見落としを防ぐ

メール誤送信に気付きにくい“偽ドメイン”である「ドッペルゲンガードメイン」への誤送信事故が相次いでいる。メールの手軽さを損なわず、ドッペルゲンガードメイン対策を含むさまざまなメールセキュリティを強化する方法とは。

2023年10月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 メールはビジネスに欠かせないコミュニケーション手段だ。取引先と情報を交換したり、重要なドキュメントを送付したりと、ビジネスパーソンは1日に何通ものメールをやりとりする。ビジネスや業務と密接に関わるツールであるが故に、エンドユーザーの誤送信や、それに伴う情報漏えいに起因したサイバー攻撃は、深刻な経営課題だ。

 想定していた宛先と異なる宛先にメールを送る誤送信は、業務を停滞させるだけではなく、情報漏えいという大きな問題に発展する可能性がある。にもかかわらず、発生したことになかなか気付きにくい。2022年に話題に上った「ドッペルゲンガードメイン」は、本来のドメイン名に似たドメイン名のことだ。タイプミスしやすいドメイン名を攻撃者が悪用することで、メッセージが相手に届かないことに加え、攻撃者に個人情報を窃取されてしまう恐れがある。

 使いやすく、人のミスをカバーしてくれる安全なメールシステムを構築するにはどうすればよいのか。次ページで解説しよう。


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