バックアップデータの格納先としてストレージ製品を選ぶ際、どのようなポイントに注目したらよいのか。単に製品仕様を比較するだけでなく、接続の方法や独自プロトコルの有無など、多角的な視点から自社の最適解を見極める必要がある。
ストレージの主な用途の1つに、バックアップデータの格納がある。テープを使う方法もあるが、一般的にはストレージの方が楽だとされており、専用製品であれば重複排除機能なども備えるため、時間や容量の削減などメリットも多い。
それでは、市場にさまざまなストレージ製品があふれる中、自社の最適解を見極めるにはどうすればよいのか。本動画ではあるベンダーが提供している製品ラインアップの中から、本番用としても利用可能なブロックストレージと、バックアップ専用ストレージの2種類を選び、それぞれの特徴について解説している。
例えば後者では、独自プロトコルでサーバのマウントなしにデータを転送できるため、ランサムウェア対策にも有効というメリットがある。前者は本番利用も可能な低価格ストレージをバックアップサーバからDAS/SAN接続してローカルドライブとして活用する。こうしたポイントは、製品仕様からはなかなか見抜けないものだ。顧客への製品提案時に会話を弾ませるための知識としても活用できるので、営業担当者もぜひ確認してほしい。
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