自動車業界で広く採用される3次元光学解析ソフトウェア「Ansys Speos」だが、その計算速度はワークステーションの性能に左右される。そこで、あるタワー型ワークステーション上でベンチマークテストを実施した。その結果とは?
「Ansys Speos」は、自動車業界で広く採用されている3次元光学解析ソフトウェアだ。その最大の特長は、GPUの強みである並列演算処理を生かした高精度かつ高速なシミュレーションが可能な点と、サーバよりも低コストで調達できるワークステーションに対応している点にある。
近年では自動車業界においても、限られたリソースでさまざまな変化に対応し、最大限の成果を発揮することが求められており、物理的な試作品ではなく、デジタルによるシミュレーションへのニーズがかつてないほど高まっている。しかし、これまでのツールでは、高精度を求めると計算に時間がかかりすぎてしまい、速さを求めると精度が低くなってしまう。
本資料では、Ansys Speosを用いた3Dシミュレーションのベンチマーク結果を紹介する。2022年発売のタワー型ワークステーション上で、GPUボードの種類や枚数を変えながら検証を行った結果はどのようなものだったのか。低コストのワークステーションにおけるパフォーマンスをぜひ確認してほしい。
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