第一フロンティア生命保険がクラウド/アジャイル化の課題を乗り越えられた秘訣人材・プロセス・意識も変えるアジャイル

インフラを変えるだけでなく、メンバーの意識、価値観から変える……。第一フロンティア生命保険のインフラ刷新プロジェクトはどのように進められたのか。アジャイル開発をどう適用させたのか。成果を得るまでの軌跡を対談で振り返る。

2023年11月16日 10時00分 公開
[TechTarget]

 開業から17年目を迎えた第一フロンティア生命保険は、金融業界にありながら、基幹システムをクラウドに移行し、アジャイル開発への体制移行などを推進してきた。きっかけこそ、システムの肥大化による開発期間やコストの増加、ハードウェア老朽化だったが、単なるリプレースではなく、事業への貢献を主眼に置き、人材、プロセス、システムインフラの3つの変革を同時に成し遂げた。

 将来的に、パブリッククラウドへの移行だけではなく、オンプレミスのプライベートクラウド化も含む、全システムの「クラウド化」をめざす同社は、このプロジェクトをどのように進めてきたのか。中でも、基幹システムはアーキテクチャーが密結合で、アジャイルの手法だけ適用しようとしてもうまくいかないことが予想される中、それをどう乗り越えたのか。「アジャイル化」に当たり、同社が定めた「行動原則」とは何か。今回のプロジェクトが第一生命グループ内でも高く評価され、表彰されたという。表彰に至ったポイントは何なのか。

 これらのポイントに着目しながら、パートナーとして全面的に支援した日立製作所との対談の模様をお届けする。


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