内部監査の「面倒」「大変」を変えるメールアーカイブシステム、導入のポイント内部監査の運用課題と解決策

顧客やユーザーから選ばれる存在になるためには信頼関係の構築が重要であり、信頼を失墜させる要因やリスクを排除しなければならない。そのためには内部監査によって組織の健康状態を把握する必要があるが、そこには幾つかの課題がある。

2023年11月16日 10時00分 公開
[ITmedia]

 情報漏えいや退職者による情報資産の不正持ち出しなど、組織経営にはさまざまなリスクが伴う。企業に損害を与え得る要因や業務上の不正を防止し、可能な限りリスクを最小限に抑えるためには定期的な内部監査が欠かせない。2006年には会社法が改正され、大企業などの一部の企業に対して内部監査部門の設置が義務付けられた。

 だが、内部監査には多くの課題が存在する。業務上で起こり得る不正などの経営リスクを正確に把握するためには、日々のメールデータや取引データなどを適切に監視、管理し、内部監査時にそれらを迅速に取り出せる仕組みが必要だ。また、社内の監査部門だけではなく外部の監査法人との連携を必要とする場合もあるなど、監査運用は担当者にとって大きな負担となる。さらに、2024年1月には電子帳簿保存法が義務化され、商取引の履歴管理も求められる。

 担当者の作業負荷を抑え、効率的に内部監査を実施するにはどのような仕組みを構築するのが理想なのだろうか。システム面で考慮すべきポイントについて、専門家に話を聞いた。

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