多くの企業が2024年〜2025年にかけてSAP S/4HANA への移行・アップグレードを計画している。国内50を超えるSAP S/4HANA移行プロジェクトを実施してきた企業が、その経験に基づき、直面しがちな代表的な課題と解決策について解説する。
2023年10月に提供されたSAP S/4HANA 2023から、SAP S/4HANAは2年ごとのリリースサイクルに移行し、メインストリーム保守期間も5年から7年に変更された。これにより、2023年に予定されていた移行・アップグレードが見送られ、その反動で2024年のプロジェクトが一気に増加し、2025年にはピークを迎えると予想されている。
しかし、SAP標準のツールを使った初期アセスメントでは、精緻な見積もり・計画が困難なことが多く、SAPエキスパートによる影響調査にも多くの工数と時間がかかってしまう。ざっくりとした計画を基に進めてしまえば、追加のテストや不具合が多数発生する可能性があり、SAP標準バグやプロジェクト期間中のユーザーによる変更などによる、想定外の障害対応や手戻りも起こりかねない。こうした事態に限られた人材で対応するのは非現実的だ。
本動画では、国内50を超えるSAP S/4HANA移行プロジェクトを実施してきた企業が、その経験に基づいてSAP S/4HANAへの移行で直面しがちな課題を解説している。併せて、これらの解決に役立つ自動化ソリューションを取り上げ、その機能やメリットを詳しく紹介している。
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