IT資産やソフトウェア脆弱性の管理はセキュリティ対策をする上で基本となる業務だが、多忙を極める情報システム部門にとって頭痛の種だ。ハイブリッドワークが浸透する中、管理業務は複雑さを増している。どうすれば対処できるだろうか。
サイバー攻撃が増え続け、実施すべきセキュリティ対策は多岐にわたる。その第一歩としてIT資産やライセンス、ソフトウェア脆弱(ぜいじゃく)性の管理が重要だ。安全性を高めるために、どのようなデバイスやソフトウェアが存在するのか。それらのライセンス管理や脆弱性対策が適切に実施されているのか。セキュリティリスクのあるシャドーITが利用されていないか。これらを確認して対応することが求められる。
ただ、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などで多忙を極める情報システム部門にとって、煩雑なIT資産やライセンス、ソフトウェア脆弱性の管理業務は悩ましい問題だ。企業内ネットワークの構成変化(ゼロトラスト化)やオフィスワークとテレワークを効果的に組み合わせた働き方であるハイブリッドワークの浸透により、オンプレミス型の資産管理ツールが機能しないというケースもある。情報システム部門に極力負荷をかけず、多様な働き方に合った管理業務の在り方、進め方を専門家に聞いた。
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