レノボ・ジャパンのノートPC「ThinkPad」には、高品質なビデオ会議を実現する「約500万画素カメラ」を備えるモデルが用意されている。画質にどれほどの違いがあるのか、数年前に主流だった「約92万画素カメラ」搭載モデルと比べてみよう。
「テレワーク」や「ハイブリッドワーク」の概念が社会に広く浸透する中、映像や音声を伴うコミュニケーションツールとしての「ビデオ会議(Web会議)」もすっかり社会に定着した。こうしたトレンドを反映してか、ノートPCに搭載されるWebカメラも「高画素化」「高品質化」が進んでいる。かつては「ノートPCのWebカメラは、HD解像度で撮影できれば十分」と言われていたが、最近では「もっとキレイに撮りたい」というニーズに応えるためにフルHD解像度での撮影に対応するWebカメラを搭載するモデルも珍しくなくなった。
そんな中、レノボ・ジャパンは13型の「ThinkPad X13 Gen 4」や14型の「ThinkPad T14 Gen 4」など、ThinkPad(シンクパッド)の一部モデルにおいて、フルHDよりもきめ細かいWQHD解像度(2560×1440ピクセル)での撮影が可能なWebカメラを備える構成を用意している。
約500万画素のWebカメラにどのようなメリットがあるのか。この記事では、ビデオ通話における画素数の違いについておさらいしつつ、ThinkPad T14 Gen 4を通して約500万画素カメラがもたらすメリットをチェックしていきたい。
※本稿は2023年9月7日にITmedia PC USERで公開した記事を転載したものです。
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