KPI(重要業績評価指標)を活用したデータ分析は、業務の効率化や経営基盤強化の頼もしい武器だ。しかし、中小企業への浸透はまだまだ十分ではない。そこで、クラウドERPによるダッシュボードを活用したKPI分析手法を紹介する。
KPI(重要業績評価指標)は、目標達成状況を“定点観測”することで、達成に向けた組織のパフォーマンス動向を把握するために利用される。ただ、自社の経営、あるいは各業務部門、さらに掘り下げて個人にとってのKPIに基づき、データ分析を行うのは簡単なことではない。では、どうやって実現すればよいのだろうか。
そこで注目したいのが、あるクラウドERPのダッシュボード機能だ。複数の情報源からデータを集め、概要をまとめて一覧表示できるようになる。中小企業の多くでは、業務システムが個別に構築されており、情報の一元化が難しいケースが多いが、ERPなら業務システムが統合されているため、情報をリアルタイムで一元化できる。
ダッシュボードはそれらの情報を、必要に応じてカスタマイズし、効果的な形で表示することが可能だ。本コンテンツでは、実際にダッシュボードを活用した、情報の把握・分析および業務改善がどのように進むのかを、具体的に解説する。ERP導入はハードルが高いと考える企業も多いが、クラウド型なので、これまで導入をためらわせてきた課題もクリアできるだろう。
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