内部統制の6つの基本要素とは何か? システムに適用するために理解すべきこと日本オラクル株式会社提供Webキャスト

内部統制は重要な経営課題の1つだが、その基礎を理解するのは簡単ではない。そこで内部統制の4つの目的と実現に不可欠な6つの要素、さらにそれらを確立するための“3点セット”とシステムへの適用方法などを、分かりやすく解説する。

2023年12月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 内部統制は重要な経営課題の1つだが、それを実現するのは簡単なことではない。しかし、株式上場を考える企業にとって重要な審査ポイントであるのはもちろん、健全な発展のためには、あらゆる企業が理解しておくべき内容だ。一般に、内部統制の目的には「業務の有効性および効率性」「事業活動に関わる法令などの順守」「財務報告の信頼性」「資産の保全」の4つがある。

 そしてこれらを達成するための基本要素として、「統制環境」「統制活動」「モニタリング(監視活動)」「リスクの評価と対応」「情報と伝達」「IT(情報技術)対応」の6つが存在する。これらは、ただシステムを導入すれば解決できるものではなく、あるべき形を定めることがまず必要になる。

 そこで重要になるのが、「業務記述書」「フローチャート」「リスクコントロールマトリックス」という、いわゆる“内部統制3点セット”だ。本Webキャストでは、この3点セットの詳細と、それらをいかにシステムに当てはめ、理想の業務環境を作っていくかについて、あるクラウドERPを例にとって解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

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