データベース管理者不足が、企業におけるDX推進の足を引っ張る要因の一つとなっている。これを救う一手として期待されるのが、データベースを知らなくても使えるというGUIデータベース運用管理ツールだ。果たしてその実力はどうなのか。
多くの企業がデータベースエンジニア不足に悩まされている。
経済産業省が2016年6月に公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によれば、2019年を頂点としてIT人材供給力は激減し、2030年には人材不足が約59万人まで拡大するという。中でもデータベース管理者不足は深刻だ。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みとしてデータ活用を進める企業が増えており、データベースはDXに欠かせない存在といえる。だが、データベースの運用管理を担う人材が不足し、育ちにくい現状がある。高度な専門性を要求されるイメージから、インフラの運用管理担当者には手が出しづらい。また、データの活用に自らのスキルを発揮したいと考えているデータエキスパートにとっても、データベースの運用管理はやりたい作業ではない。
こうした状況を受けて、最近注目を集めているのがデータベース運用管理ツールだ。データベースに関する詳しい知識を持たずとも、データベースの立ち上げから運用までを容易にできる製品が登場している。
こうした製品の実力はどうなのか。どこまで従来のデータベース管理者の仕事を肩代わりしてくれるのか。グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)ベースのデータベース運用管理ツールを検証した企業に、話を聞いた。
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