トラブル事例から学ぶ、中小企業こそPCキッティングを外注すべき理由：中小企業の情シスの実態を訴える

PCのキッティングや故障対応で消耗している情シスは多いが、それは本来担うべき業務なのか。中小企業のPC運用に関する課題と解決策を久松 剛氏に聞いた。

[TechTargetジャパン]

　情報システム部門はPCのキッティングやソフトウェアのインストール、更新プログラムの適用といった定型作業に多くの時間を割いている。

　新入社員のPCの準備やデータ移行などは負担が大きい作業だが、自社でやらざるを得ないこともあるだろう。特に中小企業においては、この負荷を放置していると貴重な情シスの能力を十分に活用できないばかりか、従業員の離職にもつながる。

　中小企業の情シスに何が起きているのか。解決策としてどのような選択肢があるのか。複数の企業で情シス部長や開発部長を経験し、エンジニア採用、組織改善コンサルなどをしているエンジニアリングマネージメントの社長、久松 剛氏に話を聞いた。

※本稿は、2024年1月25日に公開した記事を再掲載したものです。