B2B取引をEC化して売り上げ150%アップ、老舗洗車用品メーカーの取り組み株式会社ラクーンフィナンシャル提供Webキャスト

老舗洗車用品メーカーのシュアラスターは、B2B取引をEC化したことで、10年間で150%もの売り上げアップを達成したという。しかしその道のりは、決して平たんではなかった。同社社長を招き、直面した課題とその向き合い方を聞いた。

2024年02月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 老舗洗車用品メーカーとして知られるシュアラスターは現在、B2B取引をEC化したことで、斜陽とみられている業界において、10年間で150%もの売り上げアップを達成するという非常に大きな成果を挙げている。しかし、かつては業務プロセスの大部分がアナログで、ヒューマンエラーが当たり前という非効率な状況だったという。

 その状況を、むしろデジタル化の余地が大きいと捉えた同社は、小売店から問屋を通さない直取引を望む声が増加していたという背景もあり、B2B取引のEC化を決断する。変化を恐れる多くの社員から反対されたものの、自社の成長を信じて新システムへのリプレースを推し進めたという。

 本コンテンツではアナログ業務からの脱却をテーマに、シュアラスターの社長を招いて、EC化で直面した課題とその向き合い方などについて聞いている。ECサイトが商品カタログとして機能して売り上げ拡大に貢献したなどの思わぬ効果や、請求業務を代行する企業間決済サービスの導入によって従業員をノンコア業務から解放できたことなど、同社が得られたメリットを深掘りした興味深い内容になっている。

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