ゼロトラストは「全体最適化」が成功の鍵 部分導入は逆にリスクを招くわけ経営層のコミットメントが重要

「ゼロトラストセキュリティ」の取り組みが広がる一方で、その本質を理解せずに製品導入を進めていないだろうか。目的に反してリスクを増大させないために、知っておくべきポイントや解決策を解説する。

2024年02月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行でテレワークが普及し、セキュリティ対策として社内外を問わず全ての通信を信頼しない「ゼロトラスト」が一躍脚光を浴びた。ゼロトラストを実践する、あるいは具体的な検討段階に入った企業は着実に増えている。

 一方で、企業が真摯(しんし)にゼロトラストの取り組みを進めるにもかかわらず、製品の導入や運用がうまくいかず、中途半端になってしまうケースが散見される。問題の背景には、企業がゼロトラストの本質を理解せず、従来通り個別最適のやり方で製品導入を進めている状況や、そもそもゼロトラストの目的を明確化できていない状況がある。

 終わりのないゼロトラストセキュリティを成功させるために、企業はどのようなポイントに注意すべきなのか。知っておきたい解決策と併せて解説する。


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