メンバーズは、SFAとCRMの刷新をきっかけにBIツールを導入し、Excelでの営業実績の管理や案件の進捗管理の工数を削減した。その経緯と苦労、成果について担当者が語った。
営業管理のために「Salesforce」を導入している企業が、「Microsoft Excel」(以下、Excel)でデータ分析やレポート作成を実施しているというケースは珍しくない。
Excelは便利なツールだが、さまざまな課題もある。データ量が多くなると処理速度が低下する他、Excelの機能だけでは高度なデータ分析をしにくい。誰が編集したか分からないことでセキュリティリスクが生じたり、いつの間にか関数が壊れていて機能を発揮できず業務に支障を来したりすることもあるだろう。ピボットテーブルやマクロ、関数に熟知した人に分析作業を依存してしまうと、分析業務の属人化が生じがちだ。
デジタルビジネス運用支援事業を手掛けるメンバーズも同様の課題に直面していた。同社がExcel業務の削減を目指して、データ分析基盤を整えた経緯を聞いた。
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