PC調達・運用管理のこれからの常識 LCMフルアウトソーシングのススメIT部門が本来行うべきコア業務に集中するために

いまや企業の成長にはITの戦略的活用が欠かせない。IT部門に求められる業務も大きく変化している。リソースをIT戦略立案やDXの推進といったコア業務に集中するため、従来の定常業務の負荷軽減は必須。そのための有効な方法を探る。

2024年03月08日 10時00分 公開
[TechTarget]

 PCの調達から運用・保守、処分までのLCM(ライフサイクルマネジメント)は、IT部門の重要な業務であるが、キッティングや障害対応、社内の問い合わせ対応、使用済み機器のデータ消去など、多くの物理的な作業が伴う。IT人材の不足が社会的課題となる中、IT部門は、限られた人員で、それらの業務を迅速かつ正確に行わなければならず、大きな負担となっている。

 一方で企業は、IT戦略の遅れとそれに伴う競争力の低下という負の連鎖を断ち切るため、大きなIT戦略の変革を迫られている。そのけん引役を期待されるのもまたIT部門であり、IT戦略立案やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進といったコア業務の内容と重要性が加速度的に増大している。

 しかしながらIT部門は「PCやインフラの見張り番、あるいは社内のIT便利屋さん」といったノンコア業務にほとんどのリソースを割かれているのが実状だ。IT部門が本来行うべきコア業務に集中するためには、PCの維持管理業務から一刻も早く解放される必要がある。

 では、それを実現するには一体どのような方法があるのか。次のページで紹介する。


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