負荷増大、人手不足、コスト増……インフラ運用管理の課題を解決する決め手とは導入が容易かつ短期間、運用管理もシンプルに

適所適材でITインフラ使い分けるハイブリッドクラウドの動きが広がる中、オンプレミスでは「運用管理の負荷増大」が課題となっている。オンプレミスにおける運用管理の課題はどうすれば解決できるのか。決め手はあるのだろうか。

2024年03月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 今や仮想化基盤は、あらゆる企業の“ITインフラの標準”として定着したといっても過言ではない。物理サーバと違って仮想サーバは、ホストマシンのリソースに余裕があれば業務で必要とされるサーバ/サービスを、幾つでも柔軟かつ迅速に調達、展開できる。

 ただ、この利便性によって企業のオンプレミスには、仮想サーバが乱立していく状況にあり、運用管理の負荷を増大させている。

 一方、現在のITインフラにおいて無視できないのが、オンプレミスとクラウドのITインフラを連携させながら、適所適材で使い分けるという“ハイブリッドクラウド化への動き”だ。

 そこでも多くの企業が直面しているのが、やはり運用管理に関する課題になる。オンプレミスとクラウドで仮想化基盤のアーキテクチャや管理体系が異なるため、運用管理の手間が二重化してしまうのだ。

 ただでさえ情報システム部門の人材不足が叫ばれる中、オンプレミスとクラウドのそれぞれで運用管理を担当する要員を確保したり、双方の仮想化基盤の運用ノウハウを身に付けさせたりすることは容易ではない。

 これらITインフラの運用管理にまつわる課題を解決する手段として注目されているのが、「HCI」(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)だ。では、いかにしてHCIで運用管理の課題を解決できるのか。次ページ以降、その詳しい内容を紹介する。


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