調達と連携の新しい形、「サプライウェブ」が組織にもたらすメリットとは?富士通株式会社提供Webキャスト

従来のサプライチェーンは、取引先との固定的な関係を前提としていたが、より柔軟かつ迅速な調達を求められる現在において、この固定的な関係がボトルネックとなりつつある。そのため、組織は新しい調達の形への転換を求められている。

2024年03月13日 10時00分 公開
[ITmedia]

 今やあらゆるビジネスはサプライチェーンに支えられており、パートナーとの協業なしには「物資の調達」「製品の輸送」「顧客への販売」はままならないだろう。そもそもサプライチェーンとは、調達から販売に至るまでの“供給連鎖”を意味する言葉で、サプライチェーンマネジメントは、一連のプロセス全体を最適化するための取り組みだ。

 しかし近年では、このサプライチェーンの旧態化が指摘されるケースが増えている。これまでは、特定の取引先との固定的な関係を前提としており、このような関係の元では、柔軟かつ迅速な調達が期待できないためだ。実際に電気自動車(EV)へのシフトが進む自動車業界では、その時々で最適なパートナーを選択することが当たり前となりつつある。

 本動画では、サプライチェーンそのものが流動化している中で、企業が生き残るためには、新しい調達と連携の形である「サプライウェブ」への転換を図る必要があると提起している。併せて、サプライチェーンとロジスティクスのプロが、サプライウェブの概念や実例について分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

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