BroadcomによるVMware製品の販売方針の転換で、不安が広がっている。だが、これをより進化したアプリケーション基盤に移行するチャンスだと考えることもできる。ニュータニックス・ジャパンとレッドハットが開催したセミナーからその理由を探る。
長年、数多くの企業のITインフラを支えてきたVMwareがBroadcomに買収された。その後販売体系が大きく変わり、ユーザー組織の間では不安感が広がっている。“脱VMware”を検討するケースも増えているようだ。
これは、自社のITインフラについて考え直すよいチャンスだとも言える。改めて、DX(デジタルトランスフォーメーション)のためのITインフラ/アプリケーション基盤には何が必要なのか。従来のITインフラの延長線上でいいのかを問い直すことが可能だ。
DXのためのアプリケーション基盤といえば、コンテナの注目度が高まっており、導入を進める企業が増えている。特に大きな人気を博しているのが、Red Hat が開発しているコンテナ基盤ソフトウェア「Red Hat OpenShift」だ。
VMwareのサーバ仮想化製品群「VMware vSphere」はITインフラとしてのシェアが高いため、これを実行環境としてOpenShiftを稼働する企業もある。だが、果たしてvSphereはOpenShiftにとって最適なのか。さらに開発者の生産性を向上させる環境が構築できるのではないか。vSphereからの移行先として注目されるNutanixと、次世代アプリケーション基盤のOpenShift。この2つが連携して、悩める企業のIT部門をどう救えるのか。
ここでは、ニュータニックス・ジャパンとレッドハットが2024年2月27日に配信したウェビナー「VMware環境からRed Hat およびNutanix環境 への移行セミナー―VMwareレガシーインフラからの脱却と 次世代基盤の考慮点」の内容をレポートする。
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提供:ニュータニックス・ジャパン合同会社、レッドハット株式会社
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