スケールアウトNASやファイルサーバには、多層的なデータ保護機能が実装されているものもあるが、巧妙化するランサムウェア攻撃への対策としては十分といえない。このギャップを埋めるランサムウェア対策ソリューションが登場した。
DellのPowerScaleに代表される、スケールアウトNASやファイルサーバなどのエンタープライズ向け製品には通常、多層的なデータ保護機能が実装されている。PowerScaleなら高度なスナップショット機能やデータレプリケーション機能などが実装されているが、それでも近年ますます巧妙化、高度化するランサムウェア攻撃への対策としては十分ではないという。
サーバの標準機能だけでは、不正なアクセスをリアルタイムで検知することは難しく、検知できたとしても管理者が手動でアクセスを拒否・制御しなければならないためだ。また、脅威の侵入を100%水際で防ぐことはもはや不可能に近く、バックアップやレプリケーションデータへの侵害、そこからの復旧対策も標準機能ではカバーできない領域となる。
本コンテンツでは、定番のスケールアウトNAS製品である「PowerScale」専用に開発され、APIレベルで組み込まれる、サードパーティー製のランサムウェア対策を紹介している。その主要機能やアーキテクチャ、導入メリットについて5分で理解できるよう、分かりやすく解説されているので、参考にしてほしい。
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