マンガで解説:「AI」で手作業を削減 経理がやるべき“真のデジタル化”の正体経理部門の負担を減らす自動化とは?

政府による業務デジタル化の推進や法改正を受けて、社内システムの見直しや運用ルールの変更をしたにもかかわらず、経理担当者の負担は増すばかりだ。一体なぜなのか。解決策となる「AIの活用」とは。

2024年03月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「インボイス制度」(適格請求書等保存方式)が2023年10月にスタートしたことに加え、「電子帳簿保存法」の猶予期間が同年12月31日で終了した。法改正に合わせてシステムのアップデートやルールを見直したものの、従業員の負担は増えるばかりだ。中小企業のA社でも、経理担当者は「慣れれば楽になるんじゃなかったのか」と不機嫌モード。「領収書を適格請求書(インボイス)として受け取る場合、記載事項が満たされていないものは仕入税額控除の算入ができなくなる」など、経費精算のルールが複雑化し、業務に影響が出ている。

 混乱の背景にあるのは「そもそも人の判断が必要な経理業務が山積み」という根本的な問題だ。目視で確認する項目が増え、仕訳の判断が複雑になり、紙とデータが混在する――このような状況では、業務改善は難しい。

 根本的な改善の鍵となるのは、経理業務のデジタル化だ。中小企業でも実現可能で、単に紙の書類をPDFファイルに置き換えるだけではなく、大きな業務改善が見込める「AI(人工知能)技術を生かしたデジタル化」とはどのようなものか。マンガを交えて解説する。


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