セキュアなリモートワークを考える上でVDIは魅力的だが、基盤構築や設計、運用の煩雑さ、導入コストと拡張性の課題などがあり、手を出しにくかった。この問題を解消する「第三の選択肢」があるという。詳細を聞いた。
働き方改革の推進やコロナ禍での業務遂行をきっかけにテレワークが広く普及した。多様な働き方を実現したがオフィスのネットワーク外で業務PCを扱う機会が増えたため、情報漏えいなどのセキュリティリスクが高まることになった。こうしたリスクを排除する目的で、セキュアかつ少ない管理工数で従業員のデスクトップ環境を情報システム部門が一括管理するソリューションとしてVDIの導入が進んだ。
VDIは仮想化したデスクトップ環境をサーバに集約して手元のPCに画面を転送する。従業員の手元のPCにデータを残さずに利用できるため、情報漏えいのリスクを低減できる。サーバ側で各デスクトップ環境のソフトウェアやセキュリティパッチを集中管理できるため、PC管理の負担を軽減できるというメリットもある。
VDIはハイパーコンバージドインフラ(HCI)などを使ってオンプレミスに構築することもできるが、クラウドサービスを利用することもできる。コストやパフォーマンスを比較するとどちらにもメリット/デメリットがあるため、選択に悩む企業も多いだろう。だが、オンプレミスとクラウドの“いいとこどり”が可能な第三の選択肢があることをご存じだろうか。
※本稿は2024年3月21日にITmedia エンタープライズで公開した記事を転載したものです。
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