中小企業が抱える“ITインフラ運用の危機”の現実解ITインフラ運用の危機はITのチカラで回避

専門人材の不足は、ITインフラ運用の世界でも大きな問題だ。採用や異動など、企業全体の仕組みを見直せればいいが、それが難しい場合は、ITインフラを効率的かつ容易に運用できる製品を導入することも有効な手段だ。

2024年04月12日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 人材不足はあらゆる業界、業種において長年の課題となっている。近年、この課題は深刻さを増しており、情報システム部門に目を向けると「業務アプリケーションを動かすための仮想マシンを維持できない」「ランサムウェアへの備えができない」「バックアップや復元といった事業継続の体制を整えられない」など具体的な影響が出始めている。

 担当者不足も深刻だ。中堅中小企業においては、情報システム部門に選任の担当者が1人いればいい方で、他の業務と兼務する “ながら情シス”になっているケースはある。大企業では若手の定着率の低さが問題となっている。大企業は定期的に異動が発生するため、不足している人材をカバーすることは可能だが、適任者が配属されるとは限らない。また、仕事を覚えたころに別の部署に移ってしまうこともある。

 このような“ITインフラ運用の危機”を回避するには、採用方法や異動タイミングなど「人が動く仕組み」を見直すのが正道だ。しかし、一部門の事情で企業全体の人事、労務制度を変えるのは極めて困難だ。そのため、人数や能力に限りがある組織でも効率的にITインフラを運用できる製品が多くの企業で求められている。

 では、どのような製品を選べば企業のITインフラ運用は楽になるのか。


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