データの保護や管理がますます重要となる中で、適切にデータを守れている企業は限られている。一方、ただツールを導入すればいいわけではない。データ保護の重要なプロセスであるバックアップを軸に、最適な対策を論じる。
システムが多様化し、管理すべきデータの対象がオンプレミス、クラウドサービスに分散し続ける今、ビジネスに関わる全てのデータを適切に管理、保護する難易度は以前よりも増している。特に近年、企業や組織としての対応が急務とされているのが「ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃への備え」だ。
大企業であれば複数のツールを導入し、サイバー攻撃対策に取り組んでいるだろう。だが、有識者は、「進化し続けるサイバー攻撃に対し、日本企業のセキュリティ対策はまだまだ追い付いていない」と分析する。
複雑化するIT環境や巧妙化するランサムウェア攻撃に適応した仕組みや体制を構築できていなければ、データを適切に保護し、企業の信頼を守ることは難しい。とはいえ、複雑化するIT環境かつ分散したデータを保護するのも容易ではない。予算や運用など組織の課題もある。
こうしたジレンマを、企業のIT担当者はどのように解消していけばよいのか。データ保護やランサムウェア対策で重視されてきた「バックアップの進化」という切り口から、打開策を考えてみたい。
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