「バグを憎んで人を憎まず」 安全安心なシステムやアプリの作り方プロに学ぶ「第三者検証」のすすめ

日々多くのデジタルコンテンツが生み出される今日。セキュリティやバグなどの品質に関わるリスクを減らし、ユーザーに快適に利用してもらえるようにするために企業が取るべきアクションとは。第三者検証の必要性と可能性を考える。

2024年05月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 自社ビジネスを拡大するために独自のアプリケーションやシステムを開発しよう――。他社向けにITシステムを構築、提供するIT関連企業にとどまらず、今多くの企業で、そんな機運が高まりつつある。新たな顧客接点を通して売上を拡大したり、顧客データの分析を踏まえて新たなサービスを展開したり、さらには自社内のオペレーションを効率化したりといった目的で、こうした動きが本格化しているのだ。このとき、エンドユーザーとの接点として活用されるのが、いわゆる「スマホアプリ」をはじめとするオンラインのサービスシステムだ。

 一方で、社内に十分な開発者がいない企業は、アプリケーションやシステムの開発を外部に依頼している。こうした企業では、納品されるアプリケーションの品質評価やテストに関するノウハウや受け入れ体制が十分に整っていない場合がある。不具合が残ったまま、そもそも気付かないままアプリケーションやシステムをリリースするというケースも散見される。「社運を賭けたプロジェクト」のはずが、障害が起きたり、想定通りに動作しなかったりして、ユーザー離れを招いてしまう――。アプリケーションストアのレビューに酷評が並んで、かえってブランド価値を低下させることにすらなりかねない。

 こうした状況で重要性が増しているのが、アプリケーションやサービスに対する第三者検証だ。その選定や活用のポイントとは何か。有識者に聞いた。


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