VMware vSphere環境からの移行先として有力なNutanix、Azureで動かすメリットはビジネスに最適な環境でシステムを動かすには

VMware vSphere環境からの移行先として、ユーザー企業にとって有力な選択肢の一つとなるNutanix。これをMicrosoft Azure上で動かすと、さらにメリットが大きくなるという。その実態を、Nutanixに聞いてみた。

2024年07月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 VMware買収後、Broadcomは製品ポートフォリオや価格体系の見直し、販売施策の変更を進めてきた。これに伴い、利用料が10倍に跳ね上がるなどのケースもあることから、ユーザー企業の間では、仮想化基盤(ハイパーバイザー)を「VMware vSphere」から別の環境に移行したいという要望が広がっている。

 そうした中で有力な選択肢の一つになっているのが、Nutanixが提供する「Nutanix Cloud Platform」だ。ハイブリッド・マルチクラウド環境をシンプルにするソフトウェアを手掛けるNutanixが提供するNutanix Cloud Platformは、クラウド同等のエクスペリエンスをエッジ・データセンター・パブリッククラウドなど、あらゆる場所で実現する。豊富なデータサービスに加え、KVMベースのハイパーバイザーである「Nutanix AHV」もプラットフォーム内に備えている。企業内の重要な業務システムを、安定的かつ柔軟に運用できる機能を提供する。

 このNutanix Cloud Platformソフトウェアを「Microsoft Azure」(以下、Azure)上で活用することで、パブリッククラウドで仮想マシンを利用するメリットが最大限に発揮できるようになるという。とはいえ、VMware vSphere環境に慣れた運用担当者やエンジニアにとっては、不安も大きいだろう。

 そこで、Nutanixから有益な知見をコミュニティーに多く還元した技術者として選出されたエンジニアが、その疑問をNutanixにぶつけてみた。


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