コロナ禍をきっかけに、ビジネスにおけるVRやARの活用に関心が高まった。だが、既存の技術ではビジネス活用において「あと一歩が足りない」と感じることがあった。それらを解決する技術として注目されるのがMRだ。
実際にその場にいるような臨場感を味わえる「VR」(仮想現実)や現実の映像にデジタルオブジェクトを重ねて表示させる「AR」(拡張現実)は、すっかり身近な存在になった。
近年は、VRとARの両方の特徴を持つ「MR」(複合現実)によってビジネス活用にも目が向くようになってきている。ARではデジタル情報を映像に重ねて表示するだけだったが、MRはデジタル情報として表現された機械や製品を「そこにあるもの」として、大きさを測ったり、サイズや色などの情報を切り変えて確認したりできるからだ。
ビジネス活用を検討する企業にとって心配なのは導入コストやサポート体制だ。「導入には巨額の初期投資が必要なのではないか」「企業向けのサポートはあるのかどうか」などと不安を感じ、導入をためらっている企業もあるだろう。だが、有識者によるとそれは“誤解”で、さまざまな企業がそうした懸念を乗り越え、ビジネスでMRを有効活用しているという。詳しく話を聞いた。
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