脆弱性対応が遅過ぎる企業はどうなるのか 3万件のインシデントを分析した17年連続でサイバー攻撃を分析した「DBIR」

サイバー防御を固めるには、攻撃の動向をつかんで効率良く対応しなければならない。その際に役立つのが脅威レポートだ。世界94カ国、3万458件のセキュリティインシデントを分析した2024年版脅威レポート(DBIR)から分かることとは。

2024年09月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃が激しさを増している今、対抗するには最新の脅威トレンドの把握が必要不可欠だ。

 それにはベライゾンが公開した「2024年度データ漏洩/侵害調査報告書」(以下、DBIR:Data Breach Investigations Report)が役立つ。94カ国、84の協力団体から得られたデータが基になっており、2022年11月1日〜2023年10月31日に世界で発生した3万458件のセキュリティインシデントを分析した結果がまとまっている。ベライゾンのセキュリティコンサルティング専門部門「Verizon Threat Research Advisory Center」の知見も編み込まれている。

 本稿はDBIRの中でも特に注目すべき脅威トレンドを解説し、取らなくてはならない対策を探る。


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