申請業務のシステム化が難しい理由とその解決策とは意思決定のスピードを上げる

DXに取り組む中で稟議申請業務のシステム化、効率化が求められている。複雑な承認フローや社内規定が障壁となっている中、解決策として注目を集める新たなSaaS型ワークフローツールとは。

2024年09月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)が叫ばれている。申請業務の電子化に着目し、業務の効率化を進めている企業であっても、依然として稟議(りんぎ)業務に関しては紙媒体やメールを使用した非効率な稟議申請のワークフローが残り、働き方の多様化や迅速な意思決定の妨げとなっていることがある。

 こうした企業はどのように稟議申請業務を変革すべきだろうか。よくある手法の一つが、スモールスタート、短期間で導入でき、初期費用を抑えられるクラウド型ワークフローツールだ。しかし、そのようなツールは機能が標準化されているため自社の業務に対応し切れるか不安だという声がある。

 本稿では、コストと導入工数を抑えつつ、自社固有の複雑な要件にも適応させて稟議申請業務をシステム化したいという企業に専門家が具体的な解決策を紹介する。

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