DXを支えるAndroid端末4400台を安全に運用、鴻池運輸に学ぶ働き方改革スマホのセキュリティ強化を負荷なく実現

従業員に合計で約4400台のAndroid端末を配布して働き方改革を推進するとともに、セキュリティ対策の強化を同時に実現した鴻池運輸。スマートフォンによって攻めと守りのデジタル変革を両立すべく、同社が採用した方法とは何だったのか。

2024年10月31日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「DX」(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、スマートフォンを採用し、場所や時間を問わずにさまざまな作業ができる環境を整えようとする企業は珍しくない。

 スマートフォン、特に「Android」端末のセキュリティ対策は、以前に比べて進化しているのは事実だ。しかし攻撃も高度化が進んでおり、いたちごっこからはなかなか脱却できていない。そうした中、企業の業務情報や機密情報を扱う場面もあるスマートフォンで、どのようなセキュリティ対策を実施すべきだろうか。

 鴻池運輸は従業員に合計で約4400台のAndroid端末を配布して働き方改革を推進するとともに、セキュリティ対策の強化を実現した。その一見相反する取り組みからデジタル技術を利用した働き方改革のヒントを探ろう。

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