なぜシステム導入は失敗するのか 請求書電子化の成功事例から学ぶ“コツ”請求書の電子化に成功した倉庫業者の事例

バックオフィスに新システムを導入する際にはツールの定着をはじめさまざまな課題が発生する。スムーズな導入と確実な定着を実現した横浜冷凍の請求書電子化プロジェクトを例に成功パターンを紹介する。

2025年01月06日 10時00分 公開
[ITmedia]

 バックオフィスに新しいシステムを導入する際にはさまざまな問題に突き当たる。経営層の理解が得られず十分な成果を出せない、せっかく導入したツールが使いにくくて定着しない、課題や目標が不明瞭で施策が中途半端になってしまう、IT人材が不足しており着手できないなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)を阻む要因は多岐にわたる。

 1948年から冷蔵倉庫事業を続ける横浜冷凍は、請求書などの帳票を電子管理するためにウイングアークの電子帳票プラットフォーム「インボイスエージェント」の導入を決めた。プロジェクトメンバーは少人数ながら、入念な準備と細やかなアフターフォローを徹底することでシステムを定着させ、導入から半年で約7割の請求書を電子配信することに成功した。

 横浜冷凍はウイングアークが2024年8月21日に開催したイベント「帳票DX DAY」に登壇し、経営層と従業員を説得してシステムを定着させる上で基本となる考え方と帳票をデジタル化することで得られるメリットについて語った。

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