伊藤忠丸紅鉄鋼では、IT人材不足が深刻化しており、DXには程遠い状況だった。同社はこの状況から脱却すべく、DXの方針として「有機的なサイクル構造」の実現を掲げる。これは、IT人材が自ら社内のインフルエンサーとなり、DXの輪を広げるような仕組みのことだ。
その一環として同社は、現場のIT基礎知識を底上げすべく、ITパスポートの取得を推奨する。しかし、こうした受身型の研修だけでは、BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)の実践にはつながらない。そこで、ローコード開発ツールなどのIT製品を活用して、BPRスキルを社内で競い合うコンペ「BPRCUP」を定期的に開催し、ITの実践力を向上させているという。
本動画では、ITへの苦手意識を克服し、DXとBPRの推進力を現場からのボトムアップで向上させた伊藤忠丸紅鉄鋼の取り組みを紹介する。一連の取り組みで成果を挙げることができたのは、伴走パートナーとなったベンダーはもちろん、アプリの内製化を可能にしたノーコード開発ツールの存在も大きかったという。取り組みの全貌を、本動画でぜひ確かめてほしい。
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